こんにちは。オーテックプラストラック本店です。
今回入庫したのは、平成27年式 三菱ふそう TKG-FEB50 キャンター 冷凍車です。

アクセルを踏んでも思うように加速しない
ということで点検をしていきます。
冷凍車だからこそ「加速しない」は大きな問題
こちらのキャンターは、荷台に冷凍機を搭載した冷凍車。
荷物を積載して走行することも多いため、エンジンのパワーが落ちてしまうと、坂道や発進時などで特に症状を感じやすくなります。
「エンジンは普通にかかるのに、アクセルを踏んでも前に出ない」
こうした症状は、トラックでは決して珍しくありません。

まずはエンジン周辺から点検
キャンターの加速不良では、
- DPFの詰まりや再生不良
- EGR系統への煤の蓄積
- 吸気系統の詰まり
- ターボ・過給圧系統の異常
- インタークーラーやホース類からのエア漏れ
- 燃料供給系統の不具合
- センサー類の異常
など、さまざまな原因が考えられます。
特にディーゼル車は、煤(スス)の蓄積が原因となって徐々にパワーが低下するケースもあります。
そのため、いきなり部品を交換するのではなく、診断機による故障コードの確認や実測値、吸気・過給圧・燃料系統などを順番に確認して原因を絞り込むことが大切です。
「最近ちょっと遅い」が故障のサインかもしれません
トラックの場合、毎日乗っていると少しずつ進行するパワーダウンには意外と気付きにくいものです。
「以前より坂道で速度が落ちる」
「アクセルを踏み込む量が増えた」
「発進が重く感じる」
「DPF再生が多くなった」
こんな症状が出ている場合は、早めの点検がおすすめです。
今回はまだ加速不良の原因を調べている点検段階。
ここから各部をチェックして、どこに問題があるのかを追っていきます。
原因が判明しましたら、実際にどこが悪かったのか、どのような修理を行ったのかも続編でご紹介したいと思います!