こんにちは。オーテックプラス本店です。
今回は、平成23年式 日野プロフィア LKG-FW1AXBG がエアサスのエア漏れ症状で入庫しました。

大型トラックのエアサスペンションは、荷物の重さが変わっても車高を適正な位置に保ち、走行時の安定性や乗り心地を支える重要な装置です。
「停めておくと車高が下がっている」
「以前よりエアが抜けるのが早い」
「コンプレッサーが頻繁に作動する」
このような症状が出ている場合は、どこかからエアが漏れている可能性があります。


まずはエアを十分に溜めて漏れを確認
エンジンを始動してエア圧を十分に上げ、車高が正常な位置まで上がることを確認します。
その状態から、
- エアスプリング(エアバッグ)
- エアホース・配管
- 継手やジョイント部分
- レベリングバルブ周辺
- 車高センサー・リンク周辺
- 各バルブ類
などを順番に確認していきます。
石けん水を使って小さな漏れもチェック
「シュー」という音が聞こえるほどの漏れなら比較的発見しやすいのですが、実際には音だけでは分からない微量なエア漏れもあります。
そこで疑わしい部分に石けん水などを吹きかけ、泡が徐々に膨らんでこないか確認します。
特に年数・走行距離が進んだ大型トラックでは、エアスプリング本体だけでなく、配管の継手やバルブ周辺など複数箇所を確認することが大切です。
実際にプロフィアでも、エアスプリングからの漏れによって交換に至った整備事例があります。
エアバッグだけが原因とは限りません
「エアサスからエアが抜ける=エアバッグ交換」とは限りません。
レベリングバルブは車高に応じてエアの給排気を行う部品なので、作動状態や調整状態によっては、エア漏れのような症状につながる場合があります。
そのため今回は、どこからエアが抜けているのかを特定してから必要な修理を判断していきます。
大型トラックのエア漏れは早めの点検がおすすめです
エア漏れをそのままにしていると、車高が安定しないだけでなく、エアを補充するためにコンプレッサーの作動時間が長くなるなど、エア系統全体への負担にもつながります。
「朝になると車高が下がっている」
「最近エアの溜まりが遅い気がする」
「エンジンを止めると車体のどこかからエア音がする」
そんな症状がありましたら、一度エア系統の点検をおすすめします。
今回のH23年式 日野プロフィア LKG-FW1AXBGも、引き続きエア漏れ箇所を絞り込み、原因を確認していきます。
原因が判明しましたら、修理作業の様子も改めてご紹介します!