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壊れる前兆シリーズ カギがまわらない原因とは?キーシリンダー故障・ハンドルロック不良に注意

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こんにちは。オーテックプラス本店です。

今回は「カギがまわらない」という症状についてです。

車に乗ろうとして、いつものようにキーを差し込んで回そうとしたら、

カギが回らない
ACCにもONにもならない
ハンドルも動かない
何回かガチャガチャすると回る

このような症状が出ることがあります。

 

 

最初は一時的に回ることも多いため、ついそのまま使ってしまいがちですが、実はこの症状はイグニッションキーシリンダーやキー本体、ハンドルロック機構の不具合の前兆である場合があります。

完全に回らなくなると、その場でエンジンをかけることができなくなり、レッカー搬送が必要になるケースもあります。

カギがまわらない時によくある症状

カギまわりのトラブルでは、次のような症状が出ることがあります。

・キーを差しても回らない
・ハンドルロックが解除できない
・何度か抜き差しすると回る
・キーを少し揺らすと回る
・キーが奥まで入りにくい
・キーの抜き差しが固い
・スペアキーだと回ることがある
・カギを回す時に引っかかりがある
・ACCまでは回るがONまで回らない
・エンジン始動位置まで回りにくい

このような症状が出ている場合、キーシリンダー内部の摩耗や、キー本体の摩耗、ロック機構の動き不良などが考えられます。

・キー本体の摩耗

長年使用しているキーは、見た目以上に山の部分が摩耗しています。

キーの山が削れてくると、キーシリンダー内部のピンとうまく合わなくなり、回りにくくなります。

特に、普段使っているメインキーでは回りにくいが、スペアキーではスムーズに回る場合は、キー本体の摩耗が原因の可能性が高くなります。

この場合、スペアキーの状態が良ければ、キー作成で改善することもあります。

ただし、すでにキーシリンダー側も傷んでいる場合は、キーだけ新しくしても症状が改善しないことがあります。

・キーシリンダー内部の摩耗・固着

キーを差し込む部分、いわゆるキーシリンダーの内部には、細かなピンや部品が入っています。

長年使用していると、内部の摩耗や汚れ、金属粉、潤滑不良などにより、動きが悪くなることがあります。

その結果、キーを差しても内部の部品が正しい位置に動かず、カギが回らない症状につながります。

最初は「たまに回りにくい」程度でも、症状が進行すると完全に回らなくなることがあります。

完全にロックしてしまうと、キーシリンダーの取り外し作業が難しくなり、修理費用が高くなる場合もあります。

・ハンドルロックがかかっている

カギがまわらない時に多いのが、ハンドルロックです。

駐車時にハンドルへ力がかかった状態でロックが入ると、キーが回りにくくなることがあります。

この場合は、ハンドルを左右どちらかに軽く動かしながらキーを回すことで解除できる場合があります。

ただし、無理に力を入れてキーを回すのは危険です。

キーが曲がったり、折れたり、キーシリンダー内部を傷めてしまう可能性があります。

・シフト位置のズレ・Pレンジ検出不良

オートマ車の場合、シフトレバーがPレンジに入っていない、またはPレンジの検出がうまくできていないと、キーが回らない・抜けない症状が出ることがあります。

一度シフトレバーをPから動かして、再度しっかりPに入れ直すことで改善する場合もあります。

それでも症状が出る場合は、シフトロック機構やインヒビタースイッチ、キーインターロック系統の点検が必要になることがあります。

・スマートキー車でも似た症状が出ます

最近の車はプッシュスタート式が多くなっていますが、スマートキー車でも似たようなトラブルはあります。

例えば、

・ブレーキを踏んでもエンジンがかからない
・スタートスイッチを押しても反応が悪い
・スマートキーを近づけないと反応しない
・メーターにキー関連の警告が出る
・ステアリングロックが解除されない

このような場合、スマートキー電池切れ、スタートスイッチ不良、ステアリングロックユニット不良、ブレーキスイッチ不良などが考えられます。

「カギを回すタイプ」ではなくても、始動系のトラブルは突然動かなくなる原因になります。

前兆があるうちに点検することが大切です

カギがまわらない症状は、完全に壊れる前に前兆が出ることが多いです。

「最近少し引っかかる」
「たまに回らない時がある」
「キーを揺らすと回る」
「スペアキーだと症状が違う」

この段階で点検できれば、原因の切り分けもしやすく、修理内容を抑えられる可能性があります。

逆に、完全に回らなくなってからの修理では、車を動かせないためレッカー搬送が必要になったり、分解作業が増えたりすることがあります。

カギがまわらない症状の場合、まず以下のような点を確認します。

・メインキーとスペアキーで症状が変わるか
・キーの摩耗状態
・キーシリンダーの動き
・ハンドルロックの作動状態
・シフト位置の検出状態
・バッテリー電圧
・キーインターロック機構
・スマートキー車の場合は電池・スタートスイッチ・ステアリングロック系統

症状だけで判断するのではなく、どの部分で引っかかっているのかを確認しながら原因を絞り込んでいきます。

カギがまわらない症状は、ちょっとした不便に感じるかもしれませんが、放置するとエンジンがかけられなくなる可能性があります。

特に、何度か試すと回る状態は、完全に壊れる前のサインかもしれません。

「たまにだから大丈夫」ではなく、早めに点検しておくことで、突然のトラブルを防げる場合があります。

カギが回りにくい、抜き差しが固い、ハンドルロックが解除しにくいなどの症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

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