オーテックプラス・トラック専門店 | 茨城県つくば市の中古トラック販売・整備・架装

H19年式  FQ62F 三菱ふそう ファイター ヘッドガスケット交換修理進行中

information

こんにちは。オーテックプラス本店です。

今回は、平成19年式 三菱ふそう ファイターの「ヘッドガスケット交換修理」の作業風景をご案内いたします。

 

入庫時の症状は、

・冷却水が減る

・ラジエーター内に圧力が異常にかかる

・エンジン始動後にアッパーホースがすぐ硬くなる

・白煙が出る時がある

・オーバーヒート気味になる

・冷却水の吹き返し

 

という状態でした。

点検を進めていくと、燃焼ガスが冷却水側へ漏れている症状を確認。
ヘッドガスケット抜けの可能性が高いため、シリンダーヘッドを取り外して詳しく点検していきます。

【ヘッドガスケットとは?】

ヘッドガスケットは、エンジン本体(シリンダーブロック)とシリンダーヘッドの間に入っている重要な部品です。

役割としては、

・燃焼圧力を逃がさない
・エンジンオイル漏れ防止
・冷却水漏れ防止

この3つを同時に行っています。

つまり、エンジン内部の「圧縮」「オイル」「冷却水」をしっかり分離している非常に重要な部品です。

ここが破損すると、

・冷却水が燃焼室へ入る
・燃焼ガスが冷却水側へ入る
・オイルと冷却水が混ざる
・圧縮漏れを起こす

など、重大なエンジントラブルへ発展します。

 

【今回の故障原因】

今回の車両は、冷却系統への燃焼ガス流入が確認されました。

ヘッド取り外し後に確認すると、
ガスケット一部に抜け跡があり、燃焼圧力が冷却水ライン側へ漏れていました。

ヘッドガスケットがダメになる主な原因としては、

■ オーバーヒート
最も多い原因です。

冷却水不足やラジエーター不良、サーモスタット不良、ウォーターポンプ不良などにより高温状態になると、
シリンダーヘッドが歪み、ガスケットへ大きな負担がかかります。

■ 長年使用による劣化
大型・中型トラックは高負荷で使用されるため、
長年の熱膨張と収縮を繰り返すことでガスケットが劣化していきます。

■ 冷却水管理不足
LLC(冷却水)の劣化や不足によって内部腐食が進み、
冷却性能低下やガスケット面への悪影響を与えます。

■ 高負荷運転
重量物積載・長距離・登坂走行が多い車両は、
エンジンへ常に大きな負担がかかっています。

【作業内容】

今回の作業では、

・シリンダーヘッド脱着
・ヘッドガスケット交換
・シリンダーヘッド歪み点検
・ヘッドボルト交換
・冷却水交換
・各ガスケット・シール交換

を実施いたします。

 

 

ヘッドを外した際には、
カーボン堆積状況やウォータージャケット内部状態なども同時に確認していきます。

ヘッド面に歪みがある状態で組み付けると、
再度ガスケット抜けを起こす原因になるため、測定と修正は非常に重要です。

 

 

 

【ヘッドガスケット故障を放置すると…】

・オーバーヒート悪化
・エンジン始動不良
・白煙増加
・冷却水噴き返し
・最悪の場合エンジン載せ替え

まで発展するケースもあります。

冷却水の減りや吹き返し症状、オーバーヒート気味、ホースが異常に硬い、白煙が出るなど、
エンジンの異変を感じた際は早めの点検が重要です。

当社では、三菱ふそう ファイターをはじめ、
小型〜大型トラックまで幅広い車種の修理・点検に対応しております。

エンジン修理、重整備、電装系、足回り、架装修理など、
トラック全般の修理に対応可能ですので、
お困りの際はお気軽にご相談ください!

【作業時間目安】
・ヘッド脱着:約10〜15時間
・点検・洗浄・面研段取り:約3〜5時間
・組付け・調整:約6〜8時間

※車両状態・腐食状況・追加部品有無によって変動します。

 

RECRUIT

私たちオーテックプラスは、車好きな社員たちが「トラック輸送」という物流サービスに焦点をあて、人々の利便性や地域発展における新たな価値を提供している会社です。
私たちと一緒に働きませんか。

hiring us!