今回は、前回ご紹介した平成26年式 三菱ふそう キャンターのPTO作動不良について、引き続き点検を行いました。
PTOが作動しない原因を調査

前回の点検では、PTOが正常に作動しない症状について、ソレノイドバルブや関連する配管・電気系統などを確認しました。
今回は、PTOソレノイドバルブ自体に不具合があるのかを判断するため、さらに詳しく点検を進めていきます。
PTOソレノイドバルブの取付位置を確認
まずは、車両に取り付けられているPTOソレノイドバルブの位置や配管、コネクターの接続状態を確認します。
ソレノイドバルブは、電気信号によってエアの流れを切り替え、PTOの作動を制御する重要な部品です。
この部品が正常に作動しなくなると、PTOスイッチを操作してもPTOが入らない原因となります。
他車のソレノイドバルブと入れ替えて点検

今回は、ソレノイドバルブ本体の故障かどうかを確認するため、正常に作動している他車のソレノイドバルブを使用して入れ替え点検を実施しました。
コネクターやエア配管の接続状態を確認しながら、ソレノイドバルブを入れ替え、PTOの作動状況を比較します。
点検結果他車の正常なソレノイドバルブに入れ替えたところ、PTOが正常に作動することを確認できました。
この結果から、今回のPTO作動不良はソレノイドバルブ本体の故障であると判断しました。
PTO作動不良の原因が判明
今回の点検により、PTOが作動しなかった原因は、PTOソレノイドバルブ本体の不良と特定できました。
PTOが作動しない場合、スイッチや配線、エア配管、PTO本体など、さまざまな原因が考えられます。
そのため、部品を交換する前に一つひとつ確認し、原因を絞り込むことが大切です。
今回は正常な部品との入れ替え点検によって、故障箇所を特定することができました。
今後は適合する交換用ソレノイドバルブを準備し、修理を進めていきます。
キャンター・トラックのPTO不良もご相談ください。
オーテックプラス本店では、キャンターをはじめとするトラックの点検・整備・修理を行っています。
PTOが入らない、ダンプが上がらない、架装装置が動かないなどの不具合についても、症状を確認しながら原因を調査しています。
トラックの故障や修理でお困りの際は、オーテックプラス本店までお気軽にお問い合わせください。