こんにちは。オーテックプラス本店です。
暑い季節になると増えてくるご依頼の一つが「エアコンが効かない」というトラブルです。
トラックのエアコンは快適性だけでなく、ドライバーの集中力や安全運転にも大きく関わる重要な装備です。
今回は、エアコン故障の前兆や実際の故障事例についてご紹介します。
このような症状はありませんか?
・エアコンの風がぬるい
・冷えるまで時間がかかる
・信号待ちで冷えなくなる
・風量が弱い
・エアコン作動時に異音がする
・エアコンを入れるとエンジン回転が不安定になる
・コンプレッサーが頻繁にON・OFFを繰り返す
これらの症状はエアコン故障の前兆である可能性があります。

原因① エアコンガス不足
最も多い原因の一つです。
経年劣化によってホースや接続部から少しずつガスが漏れ、冷却能力が低下します。
特に10年以上経過したトラックではよく見られる症状です。
ガス不足のまま使用するとコンプレッサーへ負担がかかり、高額修理につながることもあります。
原因② コンプレッサー故障
エアコンの心臓部とも言えるコンプレッサー。
・異音がする
・ベルト鳴きが発生する
・クラッチが入らない
このような症状が出始めると交換が必要になるケースがあります。
大型車やトラックの場合、部品代・工賃を含めると高額修理になることも少なくありません。
原因③ コンデンサーの詰まり
フロントグリル内部にあるコンデンサーに虫やゴミが詰まることで冷却性能が低下します。
長距離トラックやダンプなどでは特に発生しやすいトラブルです。
洗浄や点検で改善するケースもあります。
原因④ ブロアモーター不良
風を送るモーターの故障です。
・風量が弱い
・風が出たり出なかったりする
・モーター音が大きい
このような症状がある場合はブロアモーターやレジスター不良が考えられます。
原因⑤ 電装系トラブル
近年のトラックは電子制御化が進んでいます。
・圧力センサー不良
・エアコンアンプ故障
・配線トラブル
・リレー不良
などが原因となるケースもあります。
診断機による点検が必要になる場合もあります。
故障を放置すると・・・
「まだ少し冷えるから大丈夫」
と思って放置していると、
・コンプレッサーロック
・ベルト切れ
・ガス漏れ拡大
・配管内部汚染
など二次故障につながり、修理費用が大幅に増加することがあります。
異常を感じたら早めの点検がおすすめです。
これから暑さが厳しくなる季節です。
エアコンの不調は突然発生することもありますが、多くの場合は前兆があります。
「冷えが悪い」
「異音がする」
「風量が弱い」
そんな症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
オーテックプラスではトラック・ダンプ・積載車・クレーン車など各種商用車の点検・修理を承っております。
小さな違和感が大きな故障につながる前に、早めの点検で安心・安全な運行をサポートいたします。